こんにちは。
今回は、登山初心者の私が、南米ボリビアで6088mのワイナポトシに登山した時のことを
お話します。
初心者が6000m越えの山を登山すると聞くと・・・『無謀だ・・・』と感じられるかも
しれませんが、この山は他の難易度が高い山々よりも比較的登頂しやすく、初心者でも登ることが
可能な山だと言われています。
なので現地へ行けば、すぐにツアーを申し込んで翌日に出発することだって可能なんですね。
私はもともとそういった本格的な登山に憧れていたこともあって、これほど標高の高い山に
初心者が登れるチャンスも他にはないと思ったので、ワイナポトシへの登山に挑戦してみました。
ちなみに一切トレーニング無しです。笑
結果は少し残念な結末となってしまいましたが、間違いなく人生で貴重な体験となったので
みなさんにもシェアさせて頂きます。
その体験談メインと共に、ボリビアのラパスの街もご紹介していきます^^
ボリビアのラパス
ラパスはボリビアの首都で、世界一高所にある首都と言われています。
標高はなんと、3640m。
ここへくる前にも南米ペルーの各地を旅してきていたので、高所には慣れているはずだったのですが、なんせこのラパスの街は坂のアップダウンがとても激しく、街を散策するにも体力を使います。
酸素が薄いので、平地を歩くにも一歩一歩が重たいのですが、坂を登り降りするとなると
それはもう息苦しく大変でした。
写真からも、くだり坂がお分かりでしょうか!

お土産やさんで、アンデスの民族楽器アンタラを購入しました✨
アンデスの文化に浸っていたせいかこの時はすごく吹けるようになりたくて購入しましたが、
結局購入以来1度も使っていません・・・笑 旅マジックですね。

丘の上から
市内からタクシーを使って、丘の上へ登りました。
ラパスの街並みが一望できるということだったのですが、予想以上に眺めがよかったです。


ワイナポトシの登山ツアーを街で予約
ワイナポトシの登山ツアーを、市内の旅行会社で予約をしました。
息苦しい中、少しでも安くツアーを予約できるところを探して歩き回りましたが、そもそもツアーを
開催しているところはそこまで多くはありませんでした。
一軒見つけて予約をしようとしたところ、翌日は悪天候のためすでに予約不可能。
なのでその次の日出発のツアーを予約したのですが、少し天気が怪しいとのこと・・・滞在日程的にもその日しか無理だったので予約をしました。
スノボーの時に着るような厚手の防寒具や、スノー靴、ヘルメットなどは全てレンタルして
くれるということだったので、出発までの間に、市内で買い出しです。
厚手の靴下や手袋、帽子、高山病対策の薬なども現地で調達をして・・・準備万端✨
楽しみでもありましたが、トレーニング無しの初心者が本当に行けるのだろうかという不安感も
あったので、さすがにドキドキでした。笑
いざ、ワイナポトシの登山へ!
出発
このツアーは1泊2日です。
朝9時くらいに専属ガイドさんと集合をして、車でスタート地点(4500m)へ向かいます。
そこから登山を開始して、まずはベースキャンプへと向かいます。

バックパックがこれがまた重たくて・・・
これを背負いながら急斜面も登ります。

上の方へ近づくとこんな感じで霧がかってきました。

ベースキャンプに到着
ベースキャンプの標高は5130m!
この小屋で、ご飯を食べて出発までに仮眠をとります。
出発は深夜3時頃。


こちらはトイレです。笑

しかしこのときすでに恐れていたことが・・・
悪天候のため深夜のアタックができるかどうかわからないとのこと。
とりあえず万全の準備をして、仮眠します。
寝ている間も、ゴォーゴォーと風の音がすごかったので心配でよく眠れませんでした。
山頂へアタック開始!
仮眠を終えて朝食中のことです。
悪天候なのでアタックできるか微妙だとガイドさんから告げられました。
他のチームも迷っている様子でした。
どうしても登りたかったので、ちょっと様子をみていたところ『登ってみようか』とガイドさんが
決断をしてくれたので、準備をして出発しました。
積もった雪道をゆっくりと少しずつ歩いた先で・・・結局断念することに。
200mも進んでいない地点でしたが、なんせ雷が酷くて・・・ピカっと光った瞬間山一面が
日中のように明るくなった光景を今でも覚えています。
恐怖でした😭

諦めるのは本当に残念でしたが、天候が理由では仕方ないものですね。
しかし次回もしまたボリビアへ行く機会があればぜひリベンジをしたいと思います。^^
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